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オランザピン(Olanzapine)

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オランザピン(Olanzapine)の効能

日本での適応・処方
統合失調症、双極性障害における躁症状及びうつ症状の改善、抗悪性腫瘍剤の投与による悪心・嘔吐
海外での適応・処方
リチウム、バルプロ酸ナトリウムを併用した双極性障害の治療、フルオキセチンを併用したうつ症状の治療

オランザピン(Olanzapine)とは

オランザピンは非定型抗精神病薬で、日本ではジプレキサの商品名で知られているお薬のジェネリック薬です。

オランザピンはセロトニンとドパミンの両方の受容体を阻害する作用があり、SDA(セロトニン・ドーパミン拮抗薬)と呼ばれます。どちらにも作用しますがドパミンよりもセロトニンに対する作用が強いので、統合失調症の治療効果としては陽性症状はあまり良い効果が期待できませんが陰性症状にはよい効果が期待できるとされています。

双極性障害(躁うつ病)の場合は、SSRIやSNRIはうつ症状の治療中に躁転してしまうことがあるため使用が難しいという問題がありました。このジプレキサ(オランザピン)やエビリファイ(アリピプラゾール)はうつ症状の治療がいきすぎて躁状態になってしまったり、躁症状の治療がいきすぎてうつ状態になってしまう危険性が少ないといわれています。
特に本剤は双極性障害の躁症状とうつ症状のどちらの治療にも適応がある日本国内唯一のお薬です。(アリピプラゾールは双極性障害のうつ症状にのみ適応なので)
またガンの化学療法による悪心や嘔吐のための制吐剤としても使用されています。

特に気をつけなければいけない副作用として、体重の増加と糖尿病が挙げられます。

日本での商品名

ジプレキサ、オランザピン

オランザピン(Olanzapine)の有効成分

成分名:オランザピン(Olanzapine)

化学式:C17 H20 N4 S

オランザピンは1971年に特許を取得していますが、アメリカでは1996年に承認されました。当時から大変評判がいいお薬で、日本では1999年4月に精神障害者の家族の団体からこのオランザピンを早く承認するように厚生大臣などへ陳情がありました。そして翌年の2000年に統合失調症の治療薬として承認されました。その後2010年に双極性障害の躁症状の改善でも承認を受け、その2年後の2012年には双極性障害のうつ症状の改善でも承認を受けました。この結果、双極性障害においてうつ症状とそう症状の両方に適応がある国内初の治療薬が誕生しました。
アメリカではオランザピンは双極性障害の治療薬として一番優れているという研究結果があり一番多く処方されています。特に双極性障害のうつ症状の治療にはフルオキセチン(プロザック)との併用が推奨されているようです。

第2世代抗精神病薬(非定型抗精神病薬)に分類される成分は、リスペリドン、クエチアピン、ペロスピロン、オランザピン、アリピプラゾール、ブロナンセリン、クロザピン、パリペリドンの8種類です。

とても効果が高く人気もありますが体重増加と糖尿病のリスクがあり、糖尿病患者は服用できません。アメリカでは開発会社のイーライリリー社はジプレキサを投与された患者などによる訴訟で多額の和解金などを支払っています。

オランザピン(Olanzapine)の服用量

統合失調症
初期用量を1日1回5~10mgを、維持用量を1日1回10mgを、原則として就寝前に服用します。
(1日の最大服用量は20mgです。)
双極性障害
うつ症状の場合、初期用量は1日1回10mg、維持用量は1日1回10mg、最大で1日20mgまで増量できます。
そう症状の場合、初期用量は1日1回5mg、維持用量は1日1回10mg、最大で1日20mgまで増量できます。

※服用方法や服用量は症状、体質、副作用などにより異なります。自分の判断で服用量を増やしたり、途中で服用を中止したりしてはいけません。医師や薬剤師の指示を守りましょう。
また通常の副作用以外の異常を感じる場合には、すぐに医師の診察を受けるようにしてください。

オランザピン(Olanzapine)の服用方法

1回の服用量を水やお湯などで服用してください。お茶やコーヒーなどでも問題ありません。

毎日定期的に服用してください。飲み忘れた場合は2回分を一度に服用せずに1回分を服用します。

オランザピン(Olanzapine)の血中濃度

ピーク:5時間後
半減期:28.5時間

毎日服用を続けることで血中濃度が安定し効果がでてきます。
飲み忘れに気付いたらすぐに1回分を服用してください。

オランザピン(Olanzapine)の副作用

眠気、めまい、便秘、たちくらみ、口の渇き、生理不順、乳汁分泌、錐体外路症状、吐き気、食欲異常、体重増加など

糖尿病の方は服用できませんが、血糖値が高くなりやすいので糖尿病の因子を持っている方も特に注意が必要です。血糖値のチェックだけでなく、糖尿病性昏睡や糖尿病性ケトアシドーシスなどを防ぐためにも、喉の渇き・トイレの回数・体調の変化など血糖値が原因の副作用にも気をつけましょう。
急にお薬の服用をやめると離脱症状があります。症状がよくなっても自分の判断で服用をやめずに医師の指示に従ってください。

オランザピン(Olanzapine)の飲み合わせ

本剤と他のお薬との飲み合わせについて。服用する前に医師や薬剤師に確認しましょう。

併用禁忌薬
アドレナリン
併用注意薬
ほかの安定剤、抗コリン作用のあるお薬、パーキンソン病のお薬、降圧剤、フルボキサミン、シプロフロキサシン、カルバマゼピン、オメプラゾール、リファンピシン、アルコールなど
他にもいくつか注意が必要な薬があります

オランザピン(Olanzapine)の注意点

・本剤にアレルギーがある場合は服用しないでください。
・服用前に必ず医師の診察を受けて、副作用や飲みあわせなどの確認をおこなってください。
・糖尿病の方は使用できません。糖尿病の発症リスクがある方は注意が必要です。血糖値が上がる場合があります。
・前立腺肥大などで排尿障害がある方、肝臓病、腎臓病、心臓疾患、低血圧、不整脈、緑内障、てんかん、認知症、高齢の方など、服用に注意が必要な場合があります。
・そのほか、持病がある方、体が動かせない方など、医師の診察を受けてよく相談してから服用してください。
・服用中は機械の操作や運転、高所での作業は避けてください。
・のどが異常に乾いて水をがぶ飲みしてしまう時はすぐに受診してください。血糖値が上がっているおそれがあります。
・服用をはじめると、不安になったり、症状が悪化したり、副作用で気分が悪くなったりということがあります。医師やご家族などの、周囲の方と相談しながら服用しましょう。
・急に服用をやめると症状が再発することがあります。自己判断でお薬の増量・服用中止などせずに、医師に相談しながら服用してください。
・子どもの手の届かない冷暗所で保管してください。

オランザピン(Olanzapine)を海外から取り寄せる

こちらの商品は個人輸入が認められている成分ですので、通販で購入して取り寄せることができます。こちらのお店注文すると、7~10日ほどで郵送で届きます。
ただしこちらは海外で製造されて海外でチェックを受けている商品なので、日本の厚生労働省が承認した医薬品ではありません。海外の薬を取り寄せる場合は自己責任になりますので使用する際には十分気をつけましょう。

オランザピン(Olanzapine)10mgの個人輸入

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